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ナンプラー味が食べたい!

Hirugohan
 季節が夏っぽくなってくると、食べたいアジア風ご飯。

 フライパンを熱し、ニンニクのみじん切りを炒め、そこにエビを入れて酒をふり、塩味を付けて一旦、取り出します。この時、カレー粉を振っても(エビはカレー味と合います)。

 その後にモヤシ玉ねぎ赤ピーマンを入れて炒め、塩コショウ、豆板醤で味を付け、エビと混ぜます。
 お皿にご飯を盛り、炒め物と目玉焼きを乗せ、サラダ菜香菜(コリアンダー)(なければ三つ葉)もトッピングして、ナンプラーを好きなだけ振りかけて、混ぜながら、いただきます。

 好みでスイートチリソースを添えたり、レモンを絞ってもいいですね。

★ナンプラー豆腐★
 豆腐の水気を切り、刻んだ白菜キムチを乗せます。
 胡麻油ナンプラーをかけます。

★トマト・チキンスープ★
 大鍋に適当な大きさに切った鶏肉(モモ肉や手羽など)を700g~1kg程と水を鍋に入れ、生姜の薄切り数片とともに煮込んで、塩味を付けておきます。このスープは冷蔵庫で保存します。
 スープを食べたいだけ小鍋に取って火にかけ、鶏肉をほぐし、刻んだトマトを入れて、器に盛ってナンプラーで味をつけます。

 簡単で、めちゃ、美味しいです。

 熱帯雨林、突然のスコール、滝のような雨、屋台、路上と水上マーケット、ベトナムのアオザイ、インドネシアのサロンケバヤ、シンガポールの古いホテル…。
 湿気と茹だるような熱気、花と香辛料と排ガスの混じったような匂い。
 東南アジアに思いを馳せながら食べていると、トラン・アン・ユン監督の「青いパパイヤの香り」が、無性に観たくなります。

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コメント

料理に関する記事、好きです(笑)。
素朴な内容のワンプレート料理って良いですね。
無限に変化の可能性もあって。
とりわけシンプルな白いプレートだと魅了されてしまいます。

投稿: Steinbock | 2009/05/26 20:14

ありがとうございます。

ワンプレートにいろいろ乗っているのってなんか嬉しいんですよね(笑)。「ここは私の領土!」みたいな感じで。

Steinbockさんは
村上春樹の作品の食事のシーンが好きとのことでしたね。

「ノルウェイの森」でも緑さんが
ワタナベ君に京風の家庭料理を作るシーンがありましたね。
彼女はあの小説の中では「死」に囚われていない側の人なんですよね。
「生きる」って「しっかり仕事して好きなご飯をちゃんと食べる」ということなのかも知れません。

投稿: プルート通信管理人 | 2009/05/26 23:21

一皿に色々乗っていても、薬味やナンプラーを介して全体が融合
するようなお料理ですね。私は東南アジア体験がないのですが、
何かを思い出させるような「匂い」は、湿度の高いアジアなら
ではだと思います。

緑さんは京風家庭料理の他、物語の後半では天ぷらと豆ご飯なども
作っていますね。あと、日本橋高島屋の、昔ながらのデパートの
レストランで食事とか・・・他方、直子とは、療養施設での食事
以外では、誕生日に簡単な夕食とか、例の散歩の途中での立食い
蕎麦くらい(笑)。
確かに、死の匂いがしない登場人物の代表とも言える緑と、
食事のシーンには、何か意味があるのかも知れませんよね。

ところで、村上作品に出てくる、美食ではない、しかしバランスが
とれた「美しい食事」も、村上の美意識に根ざしたもので、彼の
作品を貫く、クールで、頑固な「秩序感」みたいなものものだと
思うことがあります。
その秩序感は、管理人さんが村上作品に感じるおっしゃっていた
「厳格さ」にも通じているものでしょうか。

投稿: Steinbock | 2009/05/27 05:02

Steinbock さま

 この季節、ドイツは美しいのでしょうね。

 私は「ノルウェイの森」以外の村上作品をほとんどまともに読んでいませんが、この作品には確かに『クールで、頑固な「秩序感」みたいなもの』が感じられます。

 諸行無常感とでもいいましょうか、事象や人物に対しても突き放したような描き方をしているんですね。

 人間関係におけるぐちゃぐちゃやドロドロ、「死」や「病気」にまつわる断末魔の苦しみみたいな描写もほとんどありません。
 何といいますか、非常にドライで、哲学的な印象を受けるのです。

 私は「義理」とか「人情」とか「一般常識」とか「共同体の掟」などに引っ張られない「哲学的思考」が出来る人が好きです。 そういう人とでないと本当に話したい事が話せない感があるからです。

 とはいえですねぇ…人生や生活全般があまりに哲学的な人は、自己完結していて、およそ他者を必要としない感じがあります。それが、良いとか悪いというのではありません。

  村上春樹作品には、そういった特色がありそうだ、と推察しますが、どうなんでしょう?

 

投稿: プルート通信管理人 | 2009/06/01 18:47

私の乏しい経験に鑑みても、彼の作品では、「病気」や「死」、
様々な次元での「別れ」や「性」といった、人生においては
重く、また、しばしばドロドロとすることが避けられない事項
が、ドライに扱われることが多いように思います。
それ故、専門家からも「人間味がない」とか「文学としてどう
なのか」といった意見があったり、独りよがり的な自己完結性
が批判されたりもしましたよね。

いちいちもっともだとは思うのですが、私にとっては、そういう
常識的な指摘はどうでも良いというか、むしろ、精神世界の問題
としては、ありえないことではないような気がするのです。

それと、管理人様の「プルート通信」ということで、あえて言わ
せて頂くと、村上春樹はやはり山羊座だなあと思うのです(笑)。
これもあくまで私の主観ですが、山羊座の人間は、他人と共有し
ない、あるいは共有できない価値観や世界観でも、頑にこだわっ
ていたりすることが多い印象があります。それは程度の差はあれ
自己完結ですし、次元を問わなければ一種の哲学です。

ただ、まあ、管理人さんのおっしゃる「あまりに哲学的な人」が
実際に周りにいたとしたら・・・微妙ですね(笑)。

投稿: Steinbock | 2009/06/05 04:48

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