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若葉の頃―小さな恋のメロディⅡ

紅茶党―小さな恋のメロディの続きです。


歓声とともに、いつも走り回っている。
集団で、何か良からぬことをたくらんでいるようなノーティボーイ
本人たちはそうと気付かず、妙にコケティッシュな女の子
夢と現実を行ったり来たり。
地面の5cmほど上を、天駆けているかのような身の軽さ。
しなやかさ。
天使のような小鬼ども

Photo_2photo:Sozai Room.com


映画
小さな恋のメロディ
に描かれた、特別な季節、思春期。

 授業をサボって、海辺でデートしていたダニエルとメロディに、校長先生はお説教。

「生徒が学校に来なかったら、我々は教えることも出来ん」

そうなんです。
子どもがいなかったら教師も親も成り立ちません。
 
 ハーメルンの笛吹きじゃないけれど、もしも、子どもが消えてしまったら、この世は、死んだような世界になってしまいます。

 映画のラストは、ダニエルとメロディが共にトロッコに乗って、未来へ…という示唆的な感じで終わっています。
これに
「稼ぎもない子ども二人が、どうやって生きていくんだ」
という疑問や違和感を感じた人もおありでしょう。
 
 でも、ここから作者のメッセージを読み取ることが出来ます。
 
 子どもがうんざりして逃げ出したくなるような世の中は、大人の責任ですかね、やはり。

 「大人になるって、みじめなものでしょ」
 と感じるダニエルに、大人は納得のいく答えを、態度や生き方で示せるかどうか。
あるいは、その不安に寄り添えるかどうか…。
 本当の意味での大人の責任はこのあたりにありそうな気がします。
 子どもをスポイルしたり、干からびた説教で煙に巻いてばかりいたら、大人の元から逃げ出したくなっちゃうのも道理かも。

 ダニエルとメロディが、海辺で潮風に吹かれながら、砂の城を創っているシーンは、まさに地上に舞い降りた天使のようでした。

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