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山菜喰い

 生まれたばかりの命を頂いてしまう贅沢

 大きく成長するはずのポテンシャルをひめた生命力の味は、考えてみたら罪深い味。だから深く考えずにありがたく頂くのみ。

 生後間もない、ミルクだけしか与えられていない仔牛やラム、うなぎの稚魚、イクラやタラコ。毎日食すお米もそうですね。

DSCN0777

 そして春といえば山菜です。写真は左上から時計回りに、コゴミ、コシアブラ、新ゴボウ

 早春から初夏にかけて、近所の八百屋さんには新鮮な山菜が並びます。
 他に、タラの芽、ふきのとう、行者ニンニク、山うど、ワラビ、細竹など多種。それぞれにいろいろな食べ方があるのでしょうが、管理人が出来ますものは、もっぱら天ぷらです。
 まぁ、これが山菜の、シンプルにして一番美味しい食べ方ではないかと思います。

 コゴミは鮮やかなグリーンが美しく、くるくるした形が可愛い。噛むとねっとりとして、ほんのりお茶のような味がします。
 タラの芽やコシアブラは山菜界と天ぷら界の王様ではないかと思うような滋味に満ちています。
 そして新ゴボウ。アクが少なく柔らかいゴボウを、薄い笹がきにして油で揚げますと、かみしめるほどに口中にひろがる甘味と香ばしさに箸がとまらなくなってしまいます。
 山菜の奥深いコクと清涼な味を楽しむために、動物性の食材は揚げず、ひたすら山菜のみ大量に揚げていきます。

 山菜の天ぷらを食べる時につけるのは、大根おろしと天つゆ、塩、そして梅昆布茶パウダー(これは白身魚の天ぷらにも合います)。でもって、あとはビールとかぁ、白ワインとかぁ、吟醸酒なんてのも。
 ぱくっ、あちっ!けど、う、うま~っ。でもってビール!ビールをぐびっ……なんて繰り返しているうちに、大量にあった天ぷらは、いつしか酒とともに胃袋に去りぬ。

 ああ、新緑植物パワーが身体を吹き抜ける!

  シメは大根おろしかけご飯とお漬物でもあれば十分です。デザートに新茶とわらびもちなどあれば、パーフェクトですねぇ。
 よくぞ日本人に生まれけり。

鳴子温泉・山菜きのこ専科
 

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